このコマンドについて
/new は「Start a new session (fresh session ID + history)」コマンドです。CLI・ゲートウェイ両方で使用できます。
Hermes Agent は「ツールを呼び出して作業を進めるAIエージェント」として設計されており、/new は session の文脈で重要な役割を果たします。本ページでは、このコマンドがなぜ存在し、どのような場面でどのように使うべきかを詳しく解説します。
セッション管理コマンドは、Hermes Agentの運用において最も頻繁に使用する基本コマンド群です。会話の開始から終了、分岐、圧縮、復元まで、セッションのライフサイクル全体をカバーしています。これらのコマンドを使いこなすことで、AIとの対話を効率的に制御できます。
引数・オプション
/new コマンドの引数とオプションについて解説します。
基本構文: /new(引数なし)
このコマンドは引数を取らず、単独で実行できます。シンプルに実行できることが設計上の特徴として重視されています。
使用例
/new コマンドの具体的な使用例をいくつか紹介します。実際の対話の流れをイメージしながらご覧ください。
基本的な使い方:
プロンプトから /new と入力して実行します。引数は不要で即座に実行できます。
Hermes が処理を実行し、結果を返します。実行後の状態変化によって、後続の会話や作業に影響が出ることがあります。
実践的には、関連コマンドと組み合わせて使うことで最大の効果が得られます。/new を実行した後に /status で状態を確認したり、他のセッション管理コマンドと併用したりすることが一般的です。
主なユースケース
/new コマンドは多様なシチュエーションで活用できます。
🔹 日常業務: Start a new session (fresh session ID + history)。日々の作業フローに自然に組み込めるコマンドです。
🔹 チーム共有: コマンドの使い方をチーム内で共有することで、全員が効率的にHermesを活用できます。/new の適切なタイミングや使用条件について共通認識を持つことをお勧めします。
🔹 長期運用: Hermesを常駐運用している場合、適切なコマンドの使い分けは運用品質に直結します。/new コマンドを活用し、Hermesの能力を最大限に引き出しましょう。
代表的な活用シーン
🔹 日常業務 — 新しいセッションを開始(初期化)。
🔹 効率化 — 適切なタイミングで使用することで作業効率の向上。
🔹 自動化 — 定型的な作業をnewコマンドで効率化。
/new とメモリ管理の関係
/new を実行しても、Hermesの永続メモリ(MEMORY.md、USER.md)は消去されません。セッションの会話履歴だけがリセットされます。つまり、「前に教えてもらった設定」や「ユーザーの好み」といった重要な情報は保持されたまま、会話の文脈だけがクリアされるという巧妙な設計になっています。
これは非常に重要な点です。多くのAIチャットツールではセッションをリセットするとすべての文脈が失われますが、Hermesは「重要な記憶」と「一時的な会話」を分離できているため、/new を安心して使えるのです。
実践Tips: /new を効果的に使うタイミング
・朝の業務開始時に必ず/newする癖をつけると、前日のコンテキストが持ち越されず、その日のタスクに集中できます
・長いコードレビューやデバッグ作業のあと、次のタスクに移る前に/newすることで、AIが古いコードの文脈に引きずられるのを防げます
・第三者にデモを見せる前は必ず/new。前回の会話内容が勝手に表示される事故を防げます
・コンテキスト圧縮の警告が出始めたタイミングは/Newの明確なサインです。パフォーマンスが劣化する前にリセットしましょう