Hermes Agentにおけるセッションとは、一度の会話のまとまりを指します。/newで始まり、会話が積み重なり、/quitで終わる。このサイクルを「セッション」と呼び、Sessionカテゴリのコマンド群はこのセッションのライフサイクルを管理するためのツールセットです。
AIエージェントとの対話において、セッション管理は単なる技術的な操作ではありません。それは「情報の整理」「文脈の制御」「リソースの最適化」という3つの要素を兼ね備えた運用の要です。Hermesは会話履歴をメモリに持ち、ツール呼び出しの結果を記録し、必要に応じてセッションを圧縮します。この一連のプロセスを適切にコントロールできるかどうかが、Hermesを実務で使いこなせるかどうかの分かれ目になります。
Sessionコマンドは大きく4つのグループに分けられます。
1. セッションの初期化: /new、/clear — 会話をリセットし、新しい文脈から始めます
2. セッションの状態管理: /status、/title、/history、/compress — 現在の状況を把握し、整理します
3. セッションの分岐と復元: /branch、/resume、/rollback — 過去の状態に戻ったり、別の道を探ったりします
4. セッションの制御: /stop、/approve、/deny、/background、/queue — 実行中のプロセスや保留中のコマンドを管理します
これらのコマンドを状況に応じて使い分けることで、Hermesとの対話をより効率的に、より安全に進めることができます。各コマンドの詳細は、以下のカードをクリックしてご覧ください。